2018年2月8日木曜日
緩やかに効く薬
気管支炎という診断に五日分の薬をもらった。朝昼夜三食後に2種類、朝と夕食後に1種、夜寝る前に2種類と5種類もある。それぞれ咳の鎮静、痰の切れをよくする、気管支の炎症を抑える、気管支の拡張、細菌による感染症予防と、「守備範囲」が違うようだ。320円、ジェネリックでいいかというので、副作用などのことを尋ねたら正統薬と同じだというので了承した。この程度の値段だったと、わが懐を気遣ったのではない。高齢者にかかる医療費の「国難」を少しでも避けようという気分。
2018年2月7日水曜日
ああ、土瓶のヘタリ
とうとう今日の「日和見山歩」に行けなかった。一週間前の朝方から咳き込みがはじまり、いつもの気管支炎と放っておいたが、昨日になってまだ治まらないどころか、夜中の咳き込みがひどくなる。今日の山行に欠席しますと参加メンバーにメールを打つ。Aさんには《山行記録をよろしく》と付け加えた。と、
《どきっ! 何とかします。鉄人でも風邪をひくんですね。健康管理はどうなっているんでしょう。お大事に》
と、返信が来た。「鉄人」と思われては、今後の山行に差し障りがある。あまり頼りにされては、緩やかに消えていこうという私の戦略に狂いが出る。
《鉄人どころか、もう化石化がはじまっていますから、土瓶ですね》
と応信したら、
《土瓶にあまりお酒など盛り込みませぬように》
と、皮肉が帰ってきた。すっかりお見通しだ。
2018年2月6日火曜日
システム構築における超越的存在
「団地の次期理事長を引き受けることになった」と先日記した。でもこれは正確な表現ではないと、相撲協会の理事の決定の仕方を見ていて思った。相撲協会の理事は、選挙でえらばれた後「理事候補」となり、3月の評議委員会の承認を経て正式に「理事」となるというふうに、もうひと段階上の承認機関が存在する。これはどういうことなのだろうかと考えたとき、団地の次期理事も候補であって、「定例総会」で承認決定されてから正式に「理事」になるのだ。それまでは「理事候補」なのだとわかった次第。
2018年2月5日月曜日
親密になって勁くなるということ
私の主宰してきた山の会がヒート・アップしている。といっても、会員が多くなったりしているわけではない。「山に足を運ぶ気」がみなぎっているといえようか。
五年前のスタート地点では、月一回。私が半年分をまとめて「山行計画」を提示し、皆さんの都合のつくときに、それぞれの力量に応じて参加し一緒に歩くというもの。つまり私が、ガイド役を務めていた。私の山行は、メンバーの力のぎりぎり上限の少し下くらいを引き出すように歩こうと計画する。きついといえばきつい。だが間違いなく達成感はある。いつも自分の力を見計らって歩くことが必要になる。私の何十年来の、一つ年上のアスリートの友人やすでに百名山を踏破しているうちのカミサンががサブ・ガイドを務めてくれた。途中でエスケープする人とかがいると、私かサブガイドが付き添って下山したり、別ルートをとったりもした。
2018年2月4日日曜日
急に近景が起ちあがってくる
今日は忙しかった。じつは、今年の6月から地区の役職が一つ加わった。今住んでいる団地の理事を引き受けることになった。先月の末に新役員のポジションを決める集まりを持った。それを持つにあたって、今年度の自治会長から「あなたが最年長だから、ポジション決めを取り仕切ってください」と依頼が来た。「名簿」をみると、私の知る同い年の女の方がいる。それを告げると、渋々とその方にも同じように依頼してくれたが、私より十歳年長の自治会長の胸中には、女が取り仕切ることが端からなかった。あとでわかるが、じつはその方の方が私より少し年上であった。となると、とうぜん、彼女に「司会進行」を依頼する。私はサポート役になる。彼女はすぐに引き受けてくれた。気持ちがいい運びだ。
2018年2月2日金曜日
積もらぬ雪
昨夜の9時ころだったか、雨が雪に変わった。私はすぐ寝付いてしまったからわからなかったが、夜中に家の前を走る車の音は雨のようだったと、朝起きてカミサンが言う。積もってる? と聞くと、「車の屋根にうっすらという感じかな。庭にも道路にも積もってない」と。起きて外をみると落ちているのは雨のようだった。
2018年2月1日木曜日
現に見るということ
昨日(1/31)の夜10時ころ、「月食が見えるよ」とカミサンが話す。外へ出て、団地の頭上の雲間に赤く黒ずんでいるというので、私は、双眼鏡をもって外へ出た。見える、見える。左下の方がより黒っぽいが、全体に赤味がかって異様な感じになっている。双眼鏡で覗いていると、雲がかかったりとれたりする。初め双眼鏡の調子が悪くなっているのかと思ったほどだ。スーパー・ブルー・ブラックムーンと呼ぶと、今朝の新聞を見て知った。
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