昨夜の9時ころだったか、雨が雪に変わった。私はすぐ寝付いてしまったからわからなかったが、夜中に家の前を走る車の音は雨のようだったと、朝起きてカミサンが言う。積もってる? と聞くと、「車の屋根にうっすらという感じかな。庭にも道路にも積もってない」と。起きて外をみると落ちているのは雨のようだった。
コーヒーを飲み終わったカミサンが、カーテンの端を持ち上げて外を見て「あっ雪になった」というので、どれどれと覗く。小さい雪片がほらりちらりと風に揺蕩いながら舞い降りてきている。先週月曜日の雪のようだ。庭もうっすらと白くなり始めている。雨だったのからまだ30分ほどしか経っていない。この調子だと積もるね、と思う。
それから3時間、いま外を見ると、雪片は大きくなり、ボタン雪のように落ちている。暖かくなってきたのだね。白かった庭も土色に変わっている。お昼過ぎまで降るそうだが、この分では積もることはあるまい。午後にお出かけしなくちゃならない。帰りが心配されたが、大丈夫そうだ。
11時ころ、陽ざしが差す。部屋の電灯を消し、カーテンを開ける。「東京は雪が降っている」とTVは告げる。南の方は前線に近いから降っているのであろうが、気温は上がってくるであろうから、雪が積もる気遣いはあるまい、と思う。
ま、こんなことを書いていて、昔なら「実況中継」とタイトルを振ったかもしれない。だが、なにを馬鹿な「事後報告」にしても遅いよと、今なら言われるに違いない。そういうことです。ごめん。
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