2018年6月6日水曜日

シルクロードの旅(10)いやすごいなあ、人間というのは


 「この暑さは陽関などを思い出しますね」と、今回の旅をコーディネートしてくれたOさんからメールが来た。昨日(6/5)の「暑さ」を指している。彼の住む熊谷では30度を超えたろうか。今朝は雨音を聞いたように思って目を覚ました。窓を開けてみると、自転車置き場の屋根が濡れている。久々の雨。気温も、昨日とは打って変わって低い。いよいよ梅雨に入るのだろうか。

2018年6月5日火曜日

目から鱗――日本の雪を見直して


 面白い話を聞いた。スキーの制作をしている人の手助けをしている若い人の話。今年の冬も、長野県のスキー場で、新作スキー板の試乗会を催し、スキーヤーたちの声を聞きながら、板制作の手伝いをしてきた。久々にあったので、スキー板の話になった。

シルクロードの旅(9)砂の脅威、水の不思議


 敦煌の街に入り中心街を通り過ぎて南へ向かう。着いたのは「国家級風景名勝区」と簡体字で大書された「観光地」。時刻は夕方6時近いというのに、陽は高い。ゲートの正面に大きな砂山が見える。鳴沙山。敦煌の街から4キロほど南に位置する。北からの風に吹き寄せられた砂がここから南へと堆積して、沙漠帯をつくる。鳥取の砂丘などの鳴き砂と違い、風に吹かれて砂同士がこすり合わさって静電気を発生し、それがぱちぱちと(なのかさらさらとなのか)音を立てて「鳴く」のだそうだ。年間39mmの降水量、3000㎜の蒸発量とガイドは力説する。そういえば昔、楼蘭の事を記した本の中に、この地の人たちは死んだ後、砂に埋葬すると水分が蒸発してミイラとなり、そこへ魂が戻ってくると読んだ記憶が蘇る。「楼蘭の美女、発掘」とか言ったか。

2018年6月4日月曜日

シルクロードの旅(8)土曜日の賑わい


 5月12日(土)、新幹線に乗る時刻は11時35分とあって、午前中ゆっくりと張棭市の「名所」を訪ねた。土曜日とあって街には大勢の人が出ている。大仏寺の前の大きな広場はコンクリートが敷き詰められ、一隅で五十人ほどの人たちが生前と並んで体操をしている。ヒップホップダンスのような動きだが、先頭の人が指導者という風情でもない。その右側には十数人の人たちが太極拳をしている。こちらは横に一人だけ飛び出ている男性が先達のような風情。なんとも健康的な人々の暮らしだ。

2018年6月3日日曜日

私の神経戦(2)まずひとつ峠を越えた


 今日は「お役目」の第一回理事会。A4版16ページの「議事資料」を作成し、臨んだ。マンション管理の事務方を引き受けている会社の「恒例の説明」があるというので、10分ほどをとられた。新米かと思われる若い女性社員が、型通りに説明する。質疑がふたつあっただけ。

2018年6月2日土曜日

シルクロードの旅(7) 感嘆した七色の地貌


 「地貌」という言葉を張棭丹霞の街は使っている。日本語で謂う「地形」の中国語と思っていたから、平山湖の大峡谷をみても冰河丹霞をみても、そうか、シルクロードのグランドキャニオンだなと、私の内心の納得世界の延長上に位置していた。ところが、七彩丹霞をたずねたとき、ああ、これは、地形ではなく「地貌」なのだと、わが心がジャンプして得心することになった。かたちではない。色なのだ。

2018年6月1日金曜日

久々の晴れ、気持ちはただ一筋


 このところ新しいお役目で、慌ただしい。月末と月初、役員交代の時期ということが大きく左右しているのには違いない。そこへもってきて、例年のルーティンワークをチェックして(こんなことを考えなければなるまいと)考えていたことが、じつはもうすでに事務処理段階に入っていると、わかったことも、いくつかあった。引継ぎが行われていなかったのだ。前理事たちからすれば、すでに「決定し」、事務職員に処理を指示したから、引き継ぐこととは思わなかったのかもしれない。だがこちらに捺印を求められると、「なにそれ?」ということになる。「管理日報」のチェックというのも、新発見の「お役目」だ。その内容を見ていて、坦々と進んでいる事務処理もあることを知る。