先日(3/29)、さいたま日赤で「追加検査」を受けた。とのとき、「気になることがありますので、CTを採りましょう」と言われ、それを受けてきた。手続きはスムーズ。指定時間の少し前に検査室窓口に行き、パジャマのような「検査着」に着替えて、CTをとる態勢に入る。
検温、血圧の測定、造影剤注入のためのセットをして、呼吸の「練習」をする。息を吸って、止めて、はい15秒待って、ハイいいです、という手順。撮影するのはそれだけなのだが、「練習」をふくめて、30分ほどかかった。
別に痛くもかゆくもない。ただ、「造影剤を注入します」と言われてから、腕が、胸が身体の中央部が、そして隅々がゆっくりと温まってきている感触が、伝わる。血液がだいたい1分間で体中を駆け巡っていると言われることが、文字通り時間として体で感じることができた。
終わってから注射器を刺した所の血が止まるまで、小さな絆創膏を押さえていて、血が止まったら、着替えて、老化のソファに座って30分待つ。「副反応」と言われる、発熱や嘔吐感、蕁麻疹が出て来ないかをみているのだそうだ。時間が来ると看護士がやってきて、体温と血圧を測る。そしてご苦労さんだった。
翌日山へ行く予定にしていたから、行っていいかと聞くと、なんの問題もないという返事だ。大袈裟に「追加検査」というからどんなことをするのかと思ったが、なんてことはない。そして順調に翌日、奥多摩の縦走に出かけたことは、ブログにでご報告の通りだ。
そして今日(4/1)、CT検査の結果を、医師に聞きに行った。これも、前回同様自転車で行き、予約時刻の10分前には医師の診察を受け、「CTご苦労様でした。大丈夫です。心電図がちょっと、気になったので、検査をやってもらったのですが、どこも悪くありません。」と、お墨付きをもらった。「これこれこういう症状が出たら、医者に相談しろという「兆候」とはどんなことですか」と訊いたが、「そういう心配もいりません」「山歩きも大丈夫です」という返事をもらったから、万全のお墨付きだと言える。
CT検査の日は3000円なにがしだったのが、診察は330円だった。その十倍の実経費が掛かっているわけだろうが、機器を使った検査費用が結構な額になるのだと思った。かかりつけ医への「返信」は病院からクリニックへ直接郵送するとのこと。その辺の仁義は、きちんと切る手筈がシステム化されているように感じた。
さてそういうわけで、正月以来の「不整脈」の検査は「問題なし」の診断を得て、ひと段落。さあ、あとはコロナをどう近づけずに、山々を経めぐるか。21世紀2合目の4月へと踏み込む際の、胸のつかえが降りた。
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