2018年5月2日水曜日

久し振りに俗世に戻る


 今月27日の「通常総会」から、いよいよ団地の理事長というお役目がはじまる。

 1月末に「次期理事」の顔合わせをし「役割分担」を互選で決めてから、(正副理事長候補というお役目柄)何度か「現理事会」や「修繕委員会」の傍聴も(慣行にあるから)行ってきた。(慣行とはいえ、なんで傍聴してんだ)と疑問に思うから、その様子を「傍聴記」として(議事録や広報紙に載ることとは別に)「所感」を記し、次期理事候補におくってきた。ウォーミングアップというか、引き継ぎをスムーズに行うため。あわせて、次期理事長候補はこんな人なんだと、理事候補の方々に受け止めていただくためであった。


 次期理事の中にお一人、(自薦で応募して成る現在の)「修繕委員会」の委員がいる。この方は、次期理事の顔合わせの前にも(私に働きかけ)、この団地の方々の「事情」に詳しいと伝えてきていた。だから(この方が理事長を引き受けてくれるんだと)私はお気楽に構えていた。ところが、「役割分担」の段になって、彼は私を推薦する。私は(山案内もあって、家を空けることが多いからと)固辞して彼を推薦したのだが、彼は「修繕委員会」をやらせてほしいと頑として譲らない。やむなく私が引き受けることにしたのだが、やはり一家言持っている方だけあって、その後も何かと私に「知恵をつけて」くる。私が送った「傍聴記」に関しても、いろいろとコメントを寄せ、(長期修繕に関する)私の勘違いや間違いを指摘する。そればかりか、「年度カレンダー」を作成し「活動計画」を書き込み、私の名前で「修繕委員会の引継ぎについて(会議招集)」の通知文まで作成してきた。4月初めのことだ。おいおい、そんなにケツをひっぱたかないでくれよ、私らは5月末の総会で承認されてはじめて理事になる。それまでは「理事候補」だよ。それに「引継ぎの会議」は現理事長が召集するもの、とコメントを送って、先走りを止めてもらった。でも、私が吐噶喇列島にうつつを抜かしている間に、副理事長候補や建築担当委員をあつめて「勉強会」を実施したと旅から帰ってから知った。

 先月半ば(私が旅に出る前に)、現理事長に対して「業務引き継ぎに関するご協力のお願い」を提示し、現理事たちから「業務の内容」「理事会運営などに関する配慮と留意点」を4月末までに私のところへ寄せてくれと依頼しておいた。それに合わせて、5/20に「準備理事会」を開くこと、月末に「引継ぎに関するコメント」などが集まったら、それを5月初めに私がまとめて次期理事候補に送る。皆さんはそれを参照して、5/6までに私宛、「記入カレンダー」記入し、送り返す。私がそれをまとめて「準備理事会」に提案する。それを検討・協議しましょうと、当面の(総会前の)スケジュールを伝えて、旅に向かった。

 私が旅から帰って、まだ5日しか経っていない。その間に、寄せられた「引き継ぎ業務とそれに関するコメント」を編集してまとめ、「2017年度、2016年度の理事会活動の仕事カレンダー」を一覧にし、「2018年度書き込み用カレンダー」を添付して、次期理事候補に送る作業を行った。あわせて正副理事長の打ち合わせを行った。連休というのが幸いした。5/6には「修繕委員会引き継ぎの会議」の案内も入った。

 じつは私は、8日の午後から16日までシルクロードへ出かける。半年前に決めていた旅予定だから、いまさら変更は利かない。「準備理事会」の議題や資料の準備も、すべて整えて出立しないといけない。そういうわけで、このところ大わらわ。そのやりとりの間に、他人の思い入れや体に刻まれた傾きとも対面し、それを解きほぐしながらやりとりができるようにすすめなければならない。いや実に久し振りに、俗世に戻った感じがしている。

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