2018年7月24日火曜日
「ご指摘」がおさまるかどうか
団地の生垣を植え替え、植栽業者から「三か月は水をたっぷりとやってください」と依頼を受けた。梅雨のさなか、6月の中旬終わりのことである。ところが、それから一週間ほどで梅雨明け宣言。その後の猛暑は、すさまじかった。とうとう昨日は、熊谷で41.1度という国内新記録が樹立された。植栽業者は三日に一遍くらいといっていたが、とてもそれじゃ足りない。二日に一回、根元に水がしばらくは溜まる程度に水遣りをする。だが、端まで行ってみると、はじめの方に巻いたところはすっかり吸い込まれてしまう。
隣は毎日撒いているのか、土が湿って黒くなっている。夕方はまだ地面が暑い。蒸発した湿気で木もつらかろうと、私は早朝に撒いている。木の気持ちがわからないのは、まだ私が未熟だから。ま、私の新しい「付き合い」と考えて、あれこれと慮りながら水遣りをしている。
昨日お昼頃、電話があった。隣の棟の住人。水遣りの跳ね飛ばす泥が駐車場の車に飛び跳ねて困る、と。事情を具体的に聞き、階段掲示板に「ご注意ください」と掲示をすることにした。副理事長は女性らしく、水遣りのご苦労に感謝したうえで、「ご配慮ください」と、文面を和らげてくれた。じつは生け垣が、専用庭の中に入り込んでいるのだ。業者の設計ミスなのか、施工業者の手抜きなのか、半分の棟の生垣が専用庭の外につくられていなかったのだ。だから、専用庭の方々に水遣りを(水道料自己負担で)お願いしている関係上、ひたすら頭を下げていくほかないのだ。
つい先日は、ベランダのタバコについて訴えがあり、これもまだ「係争中」、解決には至っていない。ただ、聞く耳をもたないほど「追い詰められていた」のは父親のよう。若い奥様は「(あれ以来)できるだけ換気扇の下で吸うようにしているのですが」と言葉を濁す。舅には話しづらいのかもしれないが、「係争」が家庭内に移っただけでも、一安心である。もっとも、換気扇の煙はやはり、ダクトを通ってベランダに抜けているから、ご近所の苦情は、片づかないかもしれない、と思う。だがここから先は、家庭の中にまで踏み込むことになるから、世の中を禁煙にしなければ片づけることはできまい。
さてこれから三日間、私は暑い都会を抜け出して、涼しい山へ入る。あとは副理事長に任せた。「もし何かあったらどうしよう」と笑っておどけてみせたが、ご近所付き合いに心遣いが行きわたる彼女なら、私などより心強い。
そういうわけで、また三日間、ブログはお休みします。ではでは。
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