2017年9月15日金曜日
化石人間になるか
9/11に医者の診察を受け、痛み止めの薬を呑んできたが、痛みが治まらない。14日にまた診てもらった。今少し強い痛み止めを処方してもらう。午後「ささらほうさら」の月例会。腕の吊具は外していたが、終わって会食に行くときに、手を貸してあげるといい場面で、私は手を出せない。周りの人たちは不思議そうな顔をして私をみている。仕方がない、吊具を出して装備する。こうしてやっと、「どうしたんだ、それ」と訊かれることになった。
その会食でお酒を頂戴したのが影響したのか、夜寝るときになって肩の痛みが強まる。身体を横にしていると酷くなる。とうてい眠っていることができない。痛みをシップのようにして左の肩口から二の腕にピタッと張り付けているようだ。輾転反側すること2時間、とうとう起き上がって書斎のリクライニングチェアに腰を掛けて、身を預ける。いくぶん痛みが和らぐ。本を開いてはみるが、なにも頭に入らない。うとうとと4時間ほどを過ごし、痛みどめを呑む。
気がつくと、5時前。カミサンが起きだしてくる。コーヒーを淹れてもらう。こうして医院の開くのを待ちかねるようにして診てもらった。注射を打つことになり、医者は慎重に患部の皮膚のすぐ下に麻酔をかけ、3ml、2mlと二種を打った。今日一日、痛みを堪え、それが移り変わっていくのを身体感じつづけて、過ごした。
今日は週一回のストレッチ体操の日。私は会計係をしていて、講師への「謝礼」を渡さねばならない。顔だけ見せて帰ろうとしたが、講師がどうしたと聞く。訳を話す。すると軽々と、
「石灰化ね。それって五十肩と同じよ。時間が経てば、直ってるわよ。原因はわかってない。加齢ですね」
とおっしゃる。痛みがあるときは、動かさずに養生する。いつか治ってるから・・・。お大事に、と言われ、なんだか身が軽くなった。どうして? 五十肩と同じというのが、たぶん私の経験則にハマったんでしょうね。傍らで聞いていた男が「化石化してさ、いずれ立派な石像になったら、お墓が要らねえやね」と混ぜ返す。そうか、化石人間になるか。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿