2018年11月8日木曜日

ぼちぼちリミットか


 昨日朝、咳き込んで目が覚めた。気管支炎というか、喘息のような咳き込み方だった。

 じつは前日(11/6)、雨の中を丹沢に登った。あさ4時半に起き5時半過ぎに家を出て新宿からの電車に乗らないと、秦野発のヤビツ峠行バスに間に合わない。9時20分にヤビツ峠を歩き始め、午後3時22分のバスに乗ったから、行動時間はおおよそ6時間。午前中の雨は南からの風に乗って温かかったが、お昼頃に雨が上がるとともに、冷たい風が吹くようになり、前線というか、気圧の谷が通過して行ったんだと分かった。上りは標高差500mばかり、下りは標高差1000mほどと山歩きというよりは山下りの趣。快適な山であった。


 ところが帰宅して、早く床に就き、朝まで目覚めることなくぐっすり眠ったのに、咳が出る。ははあ、疲れが咳に化けたなと思った。体質的に私は、気管支が弱い。60歳前後にインド・ヒマラヤへ遠征したときにも、その後にネパールヒマラヤに出かけた時にも、何十日かの登山の下山後に、咳き込みがはじまり、ネパールや乗り継ぎのタイの病院にお世話になった。昔のように疲れが筋肉痛や腰や肩の張りや痛みという身体症状に現れてこない。疲れは身の裡深くに内潜し、食欲不振や咳などになって出てくる。

 それでも昨日の午後には咳き込みを忘れていたが、けさまた、咳込みで目が覚めた。カミサンは夜中にも咳をしていたというから、まだまだ「疲れ」は獅子身中の虫のように暴れている。恢復力がなくなっているのだ。

 そろそろ毎週一回の山歩きも、リミットが近づいている気がする。「来年は裏銀座へ行きましょう」と山の会の人たちは、期待を込めて話している。歳をとったから日程をゆったりとって、のんびり歩こうというプランだが、全行程が6日間ほどになるか。はたして、毎日の7時間ほどがどう身体に響くか。

 どんなかたちで「終わり」が来るかわからないが、たかが丹沢の日帰り程度で「予告編」が見られるとは思ってもみなかった。覚悟召されよ! ってことか。

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