2019年1月29日火曜日
快晴の高尾山、城山
今朝の晴天、ここを「私の里山」と決めた高尾山と城山に行ってきた。20日ぶりの山。石灰化の肩もいくぶん軽くなったので、脚の欲求に身を任せた。6時25分に家を出て、登山口に降りたのが8時。たくさんルートがあるうちの、わりと静かと聞いた沢沿いの6号路を登る。ずうっと沢の脇を歩く。高尾山頂が近くなって、沢そのものに踏み込むようになっている。でもそれもすぐに上りきり、舗装路を辿るようにして山頂の茶屋の脇にポンと飛び出す。
2019年1月27日日曜日
影が深まりをもたらす
昨日午後は、隔月seminarの日。講師は、車の設計開発に携わってきたMさん。話は、しかし、自動車の設計開発の手順を解きほぐして解説することに時間をとられ、それに取り組んできた彼自身の「生き方」にまで言い及ぶ時間がなかった。そういう意味では、「序論」であった。
2019年1月25日金曜日
どこに着地点を見出すか
右肩の痛みが、日を追うごとに和らいでくる。右腕を吊って肩が思わぬ方向へ動かないように、医者は吊具を貸し出してきた。服の着脱をする右腕と右肩の動きを自分でやると、痛くて適わない。腕の重さがこんなにあるものかと、感じていた。それが今朝ほどは、自分で脱ぎ着できる。肩のある部位を押すと痛みがあるから、まだまだ完治には遠いが、着実によくなっているのはうれしい。
2019年1月23日水曜日
ひとつ考えておかねばならないモンダイ
★ 「変わり者」で済ませるか
1/20の「積立金値上げ説明会」は管理組合の組合員に(値上げの必要性を)よく理解してもらえたというのが、一般的な評価でした。ただ一つ「論点の漂流」として取り上げた一人の組合員の発言が何を意味するものだったか、私の胸中に「わだかまり」を残しました。この組合員にはNさんという固有名があり、彼をよく知るご近所の方などは「頭のいい頑固でマイペースな方。他人の話を聞かず、自分の掘った穴に閉じこもって自己主張をする」という印象をもっているようですから、説明会場での彼の発言も「またか」というふうに受け取られていたようでした。
2019年1月22日火曜日
ストレスは溜まらないのに石灰が溜まる
先週金曜日、ストレッチをやっているとき、肩甲骨を開こうとしても、右腕が思うように後に動かない。少し強くやると痛みが走る。そう言えば、12月半ばから少しヘンだなとは思っていた。でも風呂でゆっくり温めると軽くなった。
2019年1月21日月曜日
論点の漂流
昨日(1/20)に「積立金値上げ案説明会」を開催した。おおむね順調に運び、終わりにさしかかって一人の人が発言した。
最初は「専有部分の修理修繕は各戸に任せるべきこと」という。それは11年前に「総会決議」した「規約改正」をちゃぶ台返しする意見だったため、「重層階の集合住宅がかかえる問題解決のために国土交通省がガイドラインを出した」ことにしたがっていると、すでに行った説明を繰り返した。
2019年1月20日日曜日
2019年1月18日金曜日
見守るコーチという仕事
東洋経済オンライン(2019/1/17号)を見ていたら、プロ野球の「大谷翔平・元コーチ」・吉井理人が「教えない理由」というエッセーを寄せていた。これが面白い。
「教えてはいけない理由」を五つ挙げている。まず、御覧じろ。
2019年1月17日木曜日
スティッキーにアクションを
今度の日曜日に、わが団地の修繕積立金改正(値上げ)案説明会がある。昨年5月末に就任以来8カ月越しの「課題」を一つ片づけることになる。「課題」に通暁しているがそれを遂行する「手順」を関知しない専門家たちと、「課題」にも「手順」にも関心を持たない住民との間を、お役目で務めることになった私たち理事会が仲立ちする。
2019年1月16日水曜日
ジョージアも自然に帰れか
ギオルギ・シェンゲラヤ監督『葡萄畑に帰ろう』(ジョージア映画、2017年)を観た。「ジョージア映画界の最長老監督が描く」とチラシのコピーに謳う。この監督の『放浪の画家ピロスマニ』を2015年にみて、2015/12/10のこのブログでも取り上げた。
2019年1月14日月曜日
身体を使うことが学びの入口
歩くということ
「分速80メートル」というのが不動産の物件表示における基本速度だと知ったのは、昔住んでいたマンションを売りに出したときであった。時速にすると4.8km、なんとも中途半端な速さ。この業界の人たちは何を基準にこれを決めたのだろうと、そのときは不思議に思ったが、それっきりで忘れていた。ところが、レベッカ・ソルニット『ウォークス――歩くことの精神史』(左右社、2017年)を手に取って頁をめくっていたとき、「時速3マイル」という表記があって、気がついた。これが「分速80メートル」だと。そうか、欧米由来の人の歩行速度だったのだ。
「分速80メートル」というのが不動産の物件表示における基本速度だと知ったのは、昔住んでいたマンションを売りに出したときであった。時速にすると4.8km、なんとも中途半端な速さ。この業界の人たちは何を基準にこれを決めたのだろうと、そのときは不思議に思ったが、それっきりで忘れていた。ところが、レベッカ・ソルニット『ウォークス――歩くことの精神史』(左右社、2017年)を手に取って頁をめくっていたとき、「時速3マイル」という表記があって、気がついた。これが「分速80メートル」だと。そうか、欧米由来の人の歩行速度だったのだ。
2019年1月12日土曜日
心とは何か
松原仁『AIに心は宿るのか』(インターナショナル新書、2018年)を読む。著者は人口知能学会会長を務めるなど、その道の専門家。ことに将棋のソフト開発では最先端を歩いてきた人のようだ。レイ・カーツワイルがAIの急速度の発展によって社会の大転換をもたらす技術的特異点・シンギュラリティが2045年頃にやってくると予言して以来、AIは人類の敵か味方かとまで論議は広がる。あるいは、AIと人間とがハイブリッドに融合して、いずれ21世紀には人間は無機物になると予測するAI学者もいるようになった。
2019年1月11日金曜日
奇才の源――若冲絵画の淵源
澤田瞳子『若冲』(文藝春秋、2015年)を読む。図書館の書架でタイトルを見て手に取った。何年か前、生誕300年とか言ってなかったか。ボラニカルアートのように細密でいながら、植物画というよりは生態画というように生きている盛衰をとどめる。動物も、たとえば闘鶏の絵も、筋骨の動きを透かし見るように躍動的であり、尾羽の先々にまで動きの力が伝わっている感触が行き届く。その色遣いの艶やかさも、目を惹く。
2019年1月10日木曜日
初詣ハイキング――私の里山を見つける
このところ晴れ続き。それが心配と気遣いながら登ったのは、高尾山。シモバシラを見に行きましょうと、kwmさんが企画し、案内してくれた。昨年の正月の5日に来てみたら見事なシモバシラがあった。それを皆さんに是非見せようと山の会の「日和見山歩」に組み込んだ。ところが、年末以来2週間以上もの晴れ続き。やっと寒さは平年並みになりはしたが、雨が降らない。シモバシラが見られないんじゃないか。そう心配していた。
2019年1月8日火曜日
ボーっと生きないって、こういうことなの?
「心動かされたい。でも、予測できないものには手を出したくない――。そんな空気が今、エンタメ・カルチャーを等しく取り巻いているように見える」と、朝日新聞(1/8)の「文化・文芸」欄が「ココロの行方」として紹介している。
2019年1月6日日曜日
「部族」化する世界?
ジェイミー・バートレット『操られる民主主義――デジタル・テクノロジーはいかにして社会を破壊するか』(草思社、2018年)が、世界を「部族」化しているととらえていて、私が抱懐している実感に近い。「部族」化というのは、同類の人びとが身を寄せ合うように集まってますます意気軒昂に、敵対する他者を攻撃するという社会構図を指す。
2019年1月5日土曜日
2019年1月3日木曜日
枯れてゆく
いま、日光湯元に来ている。息子家族と正月を過ごす。昨年は朝食後すぐに家を出発して、中禅寺湖畔の旧イタリア大使館辺りで孫たちを遊ばせた。湖畔のハーバーにぶら下がるつららに驚き、湖へ向かって投げる水切り石の飛び数が「とおちゃんすご~い」と言って、孫たちがはしゃぐのをみているだけで、いい人生であったと横に座るカミサンと言祝いだ。歌が浜でお昼をとって、午後は孫たちのスキー教室を覗いたりしたものだ。
2019年1月2日水曜日
初想
今日の早暁、夢うつつの中で「召命」ということばが浮かんだ。去年から思案していた、団地理事会の高齢化に伴う自助態勢をどうつくるか。結局行く着いたのは「理事長経験者らによる自助システムの構築」という案であった。だが「誰が応じてくれるかね」という疑念もあって、なんとなく落ち着きが悪かった。
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