2019年5月19日日曜日
先が見えると元気が出る
昨日(5/18)は隔月に行われるseminarの日。講師はmdrさん。お題は「日本語大丈夫ですか?」。英語を飯の種にして生きてきた講師が、日本語の来歴、現代人のことばは何時代まで通用するかなどなど、日本語にまつわるいろいろなモンダイを拾って、皆さんに問うというもの。つまり英語という外側から見た日本語を俎上に上げてみようという、トピックもの。「戦争に負けることは言葉にどういう影響を与えるのか」というモンダイにまで踏み込み、いかにも戦中生まれ戦後育ちの世代的面目躍如といった展開。seminar後の会食もあって、久しぶりにお酒をしこたま呑んでしまった。
今日の午前中は、2018年度最後の修繕専門委員会。委員長はこれで重責から解放されるとあって、元気が出ている。ちょうど8年越しの水漏れモンダイの原因も判明し、被害を受けたお宅の修復工事も完了したから、文字通り肩の荷を下ろした。一つ残っていたモンダイ、東京ガスが給湯器の防水のための工事を取り合おうとしなかったために、消費生活センターへ訴え出るという「理事長提案」が残っていた。ところが、どういうわけか東京ガスが防水板取り付け工事を引き受けると一昨日(5/17)申し出てきたから、その「提案」も無用になった。どうして申し出てきたの? と一人の委員が質問した。じつは修繕専門委員長が、今年度の修繕専門委員会の活動を閉じるにあたって、東京ガスの担当者に現段階の状況をお話ししたところ、向こうから申し出があったそうだ。なるほど、消費生活センターへ訴え出られて、それが俎上に上がるだけで、企業の評判に傷がつくと考えたのかもしれない。こちらの姿勢を、示すべき時にはしっかりと表示し伝えることが必要だと、教わった。
午後には、昨日〆切の「通常総会出欠票」の集計と「委任状」の集約と「議決権行使書」の有効票数をカウントする作業をした。回収数は104戸。まだ提出していない人が20人以上いるが、現在の理事・役員で出していない人もいるから、忘れているのだね。ひとまず、あと数日待って、その後に最終集計をしようということになった。これも、総務理事と正副理事長とが作業をしたのだが、来週の日曜日の総会で、お役目を解除されるとあって、気持ちが軽い。元気が出る。
そうなんだ。ひとって、先が見えると頑張れるし、それが間近に迫ると、これまでの難儀をすべて軽々と乗越て来たように思える。ゲンキンといえばゲンキンなものだが、それがゲンキの素なのだと思う。1年の任期というのは、そういう我慢の限度と引き比べても、ちょうどいいころ合いなのかもしれないと、「理事・役員交代制に関する提案」を想いうかべて、振り返っている。
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