2017年7月17日月曜日
青天の霹靂
昨日夜7時ころ、TVのテロップに「埼玉 竜巻注意報」と出て、おっ、珍しい、と思った。そのすぐ後、みていた衛星放送の画面が消えた。うん? と思うのとほぼ同時に、ごろごろごろと雷が鳴り響く。TVを地上波に切り替える。今度はテロップに「埼玉 大雨洪水注意報」と出ている。いよいよ埼玉まで巻き込みはじめたかこの異常気象は、と胸中に浮かぶ。半世紀以上も前になるが、この地に棲みついたとき「いいとこだよ、埼玉は。何より大きな災害がない」と地元の人が歓迎してくれたのを、思い出した。今年の大雨も、太平洋寄りとか関東地方の山沿いを通り過ぎて、埼玉はいつも忘れられてきた。雨も落ちないバカ暑い日が続いていた。
今朝6時過ぎ、庭に落ちる雨音で目が覚めた。ざんざ降りだ。雷も鳴っている。じつは昨日、北八ヶ岳へ行って一泊しようと現地の天気予報をみた。月曜日と火曜日はどちらも晴天。大河原ヒュッテに泊まると、2日間山が歩ける。マイカーの運転も楽になると計算していた。ヒュッテに予約電話をすると「この電話は使われていません」と機械音が応える。出鼻をくじかれた思いであった。だがそのあとに、火曜日に健康診断の結果受信を予約していたことを思い出したから、山はあきらめた。そして今朝の目覚め。たとえ向こうが晴と分かっていても、こんなに降っていたら、行くのはいやだなあと、中止を合理化している自分を見つける。
カミサンは出かける予定で、弁当をこしらえている。窓を外を見ながら、成り行きを心配していた。だが、7時ころ雨はやみ、むろん雷も消えてしまって、明るい空が西南に広がっている。洗濯物は外に干せる。いそいそとカミサンは出かける。今年初のセミの声が我が家でも聞こえる。梅雨明け間際の大雨であったようだ。
さあ、夏だぞ。
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