2020年1月17日金曜日

2020年春からの山行計画

 
 4月から12月までの山の会の山行計画をたてた。いつもなら単独行になるところも、kwmさんとkwrさんがつきあってくれるので、こんな山がいいかなという候補のコースを五十数か所、私が挙げる。それをkwさん夫妻が、月ごとに配置して「山行計画」にした。
 昨年もそうしたのだが、律義な二人は、表銀座縦走のトレーニングという触れ込みを意識したのであろう、全部こまめに付き合い、なおかつ、いくつかの山へ足を運んだ。それが祟った(と私は思っているが)、縦走後に疲れが出て、3カ月ほどペースダウンし、12月から全面復帰ということになった。

 
 今年の計画は、そのあたりをきちんと組み込んで、週1ではなく月3回にしている。泊まりも何回かあるので、入山日数を数えてみると、35日。ほぼ月に3・9日、おやおや、月に4日ほどになっているではないか。その山の見どころの季節も勘案してくれているので、面白い。
 この「概略」」を、山の会の皆さんに案内して、参加者の希望と天気予報を入れて相談して、山行を決める。期日を若干前後に動かしたり、アクセスの方法を算段することも、わりと自在に変更する。場合によっては歩くコースを変更することも織り込んでいる。
 
 宿泊を伴う山行が7回入っている。1泊2日が4つ、2泊3日が2つ、3泊4日が1つだが、長くなったり、短くなったりするかもしれない。昨年の槍ヶ岳のようなメインは「3000メートル峰大縦走」。広河原から北岳と間の岳に上り農鳥岳を経て奈良田に下る。自分の体力と継続的な歩行力を勘案して、コースを考えられるようになった。たいしたものだ。
 ロング・コースは7:15(雨飾山荘~小谷温泉)と7:40(北岳御池小屋~農鳥小屋)、7:00(塔の沢~袈裟丸山往復)、6:45(野反湖~白砂山往復)というところ。まあ、年寄りの山歩きとしては、ほどよくまとまった。
 
 もうひとつ案内の仕方を変えようかと考えていることがある。先に述べたように「山行計画の概略」を送った。実施の予定日と目標の山名と歩行時間を書き込んだもの。これまでは、アクセスの方法と集合時刻、登山口から目標の峰、下山までの標高やコースタイムを細かく記し、帰りのアクセスまで調べて書き込んであった。私はパソコンで打ち出しているから、プリントアウトしてみる分には、年間分が何ページ家になっていても、さして不都合はない。だが会員の方々はスマホで受け取り、必要になる都度、画面を見ているようなのだ。あまり大きなものでは見るにも一苦労のようだと思ったから、詳細の「案内」は一月毎に送ることにした。たぶんこれだけで、見やすくなると思った。
 
 さてあと何年歩けるか。ま私としては、80歳までは頑張ってみようと思っている。あと3年。転倒して骨を折ったりするとそれが終了宣言になるに違いない。それにも気をつけねばならない。でも、こうして山行計画をたてている間が、一番心地よい。これまでの単独行に付き添ってくれる方がいるだけで、安心して入山できる。たぶん、山の会以外にも、単独行でいくつかの山に行くようになるだろうが、それはそれ、十分慎重にわが身と、単独行の心もちを保ち続けていかなくちゃなるまいとわくわくしている。

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