2019年8月19日月曜日

一つの画期


 いまから山へ出かける。山の会の人たちと一緒に、表銀座縦走の槍ヶ岳、4泊5日。ずいぶん余裕の日程を組んだ。何しろ後期高齢者二人と60歳代二人だ。十数人いる山の会の人たちも、着いてくることができなくなった。順調に年をとっているからだが、寄る年波には勝てないと思い込む「壁」が立ちはだかっているように思う。むろんそれはそれで、悪いことではない。身体の調子と心のレベルが見合っていると、事故は少ない。自己判断して参加するのを原則としているから、ほかの方々を頼りにしないのが、いいありようだと私は考えている。


 私は、こうした山の一つひとつ、ことに夏に歩く4、5日の山行を毎年、一つの画期と受け止めている。これでへばるようであったら、行き先を考え直さなくてはならないと思案している。今年はそれが、槍ヶ岳になったわけだ。

 さて、どうなることか。半分自分をのぞき込みながら、ちょっと心弾んでいる。ではでは。

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