2020年8月19日水曜日

テント泊の武尊山

 一昨日(8/17)から一泊で、武尊山に行ってきた。じつは昨年の6/26に武尊山に向かったのだが、途中で一人体調を崩し、剣ヶ峰山から引き返した。今回はそのリベンジ登山というわけ。

 昨年の反省から前夜泊が良かろうと考えた。あいにく今年はコロナウィルスの関係で宿もなかなかムツカシイ。kwmさん夫妻はテント泊なら良かろうと、用具一式を購入した。私も十年ぶりか、テント持参、ほかの二人は宝台樹キャンプ場のバンガローを借りることにした。

 二日間とも天気は良好。

 

 少し早く着いたkwさん夫妻は、林道奥の駐車場まで様子を見てきたという。

「いや、すごい道だよ」と言って、kwrさんは笑った。大丈夫だ。彼の車も私のそれも四輪駆動。荒れた道には強いはず。

 テント場やバンガローの手続きを終わったころに、水上まで電車で来てバスに乗り換えキャンプ場の送迎バスでやって来たstさんがちょうど着いた。全部で5人。2人をバンガローへ案内し、テント場へ行く。

 カラマツの林のなかにちょうど二張りをして、ゆったりしたスペースがある。向こうのシラカバの林の方にも、大型のテントが二張りと、う~んと広いタープを張ってテーブルや椅子を置いた食事場所が設えられている。その間に水場と調理場がある。東の方には、シャワールームと洗濯場とトイレがある。

 バンガローの方にも、同じようにキャンプに必要な水場やトイレが設置してある。


 kwさんたちはテントを出して、グランドシートを敷き、組み立てをしている。何だか初めてのキャンプに来た高校生みたいに楽しそうだ。折り畳みのディレクターズチェアやテーブルまで用意している。車だからね、とkwrさん。この椅子、町内会のくじ引きで当たったの、とkwmさん。

 1,2人用の私のテントの組み立てはバンガロー組が手伝ってくれた。

 椅子とブルーシートに座って、白ワインを出す。kwmさんはアイスボックスにいれてきたビールを出してすゝめてくれる。stさんとysdさんももってきたおつまみを出して、山談義がはじまる。

 こうして5時ころまで過ごし、その後それぞれが用意してきた夕食の準備に取りかかった。

  至ってシンプルなのは、私。山食というのは、カロリーがあり食べやすいこと。その上、軽量で手間が簡単。おいしいとか食欲をそそるとかいうのは、戦後の食糧難の時代に育った私には無縁のもの。山食にはそれが幸いしている。今日はパスタにレトルトのパックをかけて食べた。お腹がいっぱいになった。ティッシュで片づけて寝る態勢に入る。酔っぱらっているから余計なことは考えない。

 涼しかった。寒くもなかった。来るときの外気温は、高速道は37℃まで上がっていた。だが、藤原湖付近は25℃くらいになっていたか。

 後で気が付いたが、このテント場の写真を一枚もとっていない。つまり私にとっては、まったく山歩き以外のことは、オマケなんだと身が反応していると思った。(つづく)

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