一昨日(9/8)山に行ったばかりだのに、もう来週の山を探っている。方角の違うところにある候補を三つ上げ、その地点の天気をみて、何処に行くか決めようというわけ。
昨日のお昼、ひとつ見つけた。富士五湖のひとつ、西湖。火曜日と水曜日の天気が良い。降水確率10~30%の曇り。降水量は0mm。参加はしたいが水曜日に予定があるという方もいたため、火曜日に登って、テント組は下山後、現地のキャンプ場に泊まって祝杯を挙げ、翌日帰ってこよう。日帰り組は、域は一緒に行き、下山後現地の鉄道駅まで送ると、午後7時半には帰宅できるという。
それだ、それだと、地図を打ち出して準備に取りかかった。
ところが、夕方の予報をみると、どちらの日も降水確率が70~80%、雨のち曇りに変わっている。別の地点を探ると、野反湖方面が月曜日と火曜日が良い。野反湖のキャンプ場のバンガローは、水曜日と木曜日は閉鎖しているからちょうどいい具合だ。
日帰りではどうかと探ってみると、みどり市東町沢入の火曜日が良い。こちらは袈裟丸山の登山口にあたる。どっちでもいいなと、参加希望者に知らせる。
そうして今朝、予報をみると、野反湖もみどり市も全部「雨、70~80%、降水量1mm」と悪化している。これはどうしたことだ?
まるで日替わり定食のように、入れ替わっている。昔から秋の長雨って、こうだったっけ。と考えていて、思い違いに気づいた。
昔は、こんなに細かく予報をしてはいなかった。大雑把な天気図が表示され、あるいは午後4時のラジオの天気概況を聴いて天気図に書きとり、勝手に登山地点の天気を予想していた。パラパラと雨が降りかかるのは、山だから当たり前。降水確率とか降水量なんて、考えたこともなかった。思えば、「山に行くようになって何が変わった?」と友人に問われて、「雨が平気になった」と応えていたではないか。だから私は、「雨男」の異名をとるようになり、初めから終わりまでずぶぬれの山歩きをガイドしたこともあった。そうだ、9月の平標山だったなあ。
それが、気象衛星の性能も上がった。そのせいもあろうが、地点と時間とが細かくチェックされ、一日のうち、ちょっとでも雨が降るとなると、降水確率は60%とか80%と表示される。もちろん予報を観る方は、「1時間ごと」の予報もみることができるから、大雑把な表示に右往左往することはないが、表示が目まぐるしく変わるのは、きめ細かく予報できるようになったおかげでもある。
でもまあ、こうして予報もふくめ、行き先もどちらにしようかと探しているのも、山歩きの愉しみの一つといえばひとつ。それをメールでやりとりして、愉しんでいる。
0 件のコメント:
コメントを投稿