夜中に目が覚める。時計をみると4時半を過ぎている。トイレに行きお茶を一杯飲んで新聞ウケを覗くが、今朝はまだ来ていない。再び寝床に入り、読みかけの小説を読みすすめる。80頁くらいを読んだキリのいいところで時計を見ると、なんとまだ0時45分。何だ、起きたのは11時半頃だったのか。迂闊さにオロオロすることもなく、直ぐに寝入ってしまった。またトイレに行きたくなり起き出したが、何時だか確かめる気持ちもなく直ぐにまた寝入ってしまったから、熟睡の途中休憩みたいなものだったのだろう。次に目覚めたときは5時。リビングの電灯が点いていたから、起き出す。コーヒーを淹れ、パソコンのスウィッチを入れてメールをチェックすると「1年前の記事」というのがブログのサーバーサイトから送られてきている。「熟睡の条件」と表題を打つ。
去年は、4月の遭難事故で傷めた首と肩のリハビリを続けている回復途上。「7時間半ほどを続けて熟睡する(ことが)久々に…叶い」、前日の何が「熟睡の条件」になったのか記している。とすると1年経った今朝、不眠ではないが8時間程の間に二度もトイレに起きる(でも断続的ではあるが熟睡している)ような事態の、前日には何があったのか。そう考えようとしている。
(1)台風が通り過ぎていった。天気予報は良くないが、カミサンは自然公園の植物観察の下見のために電車で出かける。私も図書館へ本を返却し、生協へ買い物に行く。6㌔余、8500歩程歩いた。
(2)やんだかと思うと突然の大雨。暑いどころか、出かけた時よりも気温は下がっている様子。水はもってきていないが、飲みたいとも思わなかった。
(3)昼食を焼きうどんではなく、温かい肉うどんにしてたっぷりの水分を摂った。
(4)軽くソファでうとうとして映画を見て本を読む。土曜日seminarの「次第」をつくった。「梗概」と一緒に裏表コピーをしに行こうと思ったが、あまりの大雨に止めた。夕方大相撲を見ながら焼酎をオンザロックで飲む。玉鷲の勝者インタビューの笑顔がカワイイ。
(5)涼しくなった。シャワーで済まさず、久々に風呂を立て随分ゆっくりと浸かっていた。タオルケットだけでは寒いので上掛けを出してもらった。
一日を振り返ってみると、夜のトイレは頻尿ではないようだ。秋らしい冷え込みに体の反応が変わっただけか。寝て2時間半程で目が覚めたのは水分摂取の調整のようなものだが、それを4時半と思ったのは(むしろ)熟睡していたからではないのか。その後も、寝られないのではなかった。よく寝ている。久々に湯船に浸かったのが、熟睡の条件か。トイレは急な冷え込みへの身の対応というところか。
いつかも書いたが、首や肩の動きの不調は、忘れている。左手掌の術後がまだ痛む。昨夜は夜中にしているギブスがきつくて途中で解いてしまった。これがいいことかまずいことかはわからないが、湯船で左手をゆっくり温めたせいで手掌がほぐれ、ギブスで締め付けるようになったのではないか。とすると、温めてギブスで矯正しておく方がいいのかもしれない。でも寝ているときの痛みは放っておけない。ま、今日が2週に1回の医師の診断日。率直に話して聞いておこう。
1年前の状態に比べれば、明らかに今の方が良くなっているのに、また一つ手掌の厄介を抱えて身の状態を吟味しなければならない。今後年を経る毎にこうしたことが多くなってくる。それが年をとるということだし、一病息災っていうのは、そうした身の様子に心配りをして用心していけということなのかも知れない。いずれにせよ、初めての体験の日々を、これからも送ることになる。
0 件のコメント:
コメントを投稿