2021年5月26日水曜日

意図的に止めているのかワクチン接種事前予約サイト

 75歳以上のコロナワクチン接種の案内が来た。昨日、5/24から受付とあるが、「初日は混みあいますから、翌日からにしてください」と、わざわざ要請している。そうかと思って、今日まで控えていた。朝5時ころに目が覚めたので、トライしてみた。やっぱり駄目だ。「サイトに接続できません」と表示が出る。それから適宜間合いを置いて、今日一日何回も試してみたが、いずれも駄目である。どうなってるんだ? さいたま市の75歳以上がこんなにたくさんいるのか。

 アクセスサイトのURLが少し違うのに「ログイン」してみたら、そちらは「予約受付ID」と「パスワード」を入力する画面が出て来た。だが、どうもそちらは80歳以上のものだったらしく、私のそれを入力しても、「ちがっています」と表示が出て受け付けてもらえなかった。なるほど厳密にやってるんだと、そのときは感心した。

 コールセンターへの電話の方にも挑戦してみたが、結果は同じ。おかけなおし下さい、ときた。

 そうして一日が過ぎてみると、混みあうというよりも、デジタルの方は、シャットアウトしているんじゃないか。「24時間対応」と書いているだけ。それに応じるだけのお役所の態勢ができていないんじゃないか。そう思うようになった。

 じつは、「案内」が来るまでにこんな話があった。

 私と同じ年の友人に、一日早く「案内」が届いた。彼は(まだ5/24にならないというのに)そこに記されたコールセンターに電話をしたら、受け付けてくれて、連れ合い共々接種日時が決まったという。やはり同じ年の別の友人にも「案内」がきたが、パソコンでアクセスしたら、5/24からと記された通りで、エントリーはできなかったという。

 そうだよ、まだお役所はアナログ同然だから、電話には応じることができたが、デジタルは厳密なんだよと笑って話していた。

 だが、初日ばかりか二日目の今日も同じようにあしらわれてみると、アクセスが混みあうってことじゃないんじゃないか。そう思った。システム自体が機能していないか、遮断しているんじゃないか。大体アクセスが集中してパンクするって、よほど大量のアクセスがなくてはならないはずだ。だが、さいたま市の一つの区に、それ程大量の後期高齢者がいるはずがない。まして昼だけでなく夜も深夜も早朝も「接続できません」なんて、おかしいんじゃないのか。

 もしこれが、さいたま市全体を一カ所で受け付けているために生じている事態だったら、そのシステムの設計が間違っている。そもそもアクセスが集中して受付できないってこと自体が、設計ミスだと考えないのかと、腹が立ってきた。区ごとに分けるとか、かかりつけ医ごとに受け付けるとかして、さほど面倒をかけなくてもできるように受付を設計すべきなのだ。

 そんなことを、総務大臣や厚労大臣や総理大臣らは、考えもしないだろうなあ。バカな国民が一斉に殺到して困ると考えているに違いない。こういうアクセスで四苦八苦している自分がばかばかしくなった。

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