2021年5月5日水曜日

ご報告(第5回)診断と手当

 後で分かるのですが、病名は「中心性頚髄損傷」。頸椎の変形が脊椎神経を圧迫して、バランスが取れなくなり、末梢神経障害を起している。

 医師は「前々から何かあったんじゃないか」と口にしました。つまり頸骨2カ所の変形は長年のもの。バランスを崩したのはむしろ結果と言う。薬剤で動くようにならなければ手術が必要。先ず、その見極めまで入院ということになりました。


 打撲……右体側、脇から腰に掛けて痣。左肩、肘、打ち身と擦過傷。左手内出血で甲が真っ黒。擦過傷も多数。

 怪我……後頭部擦過傷と裂傷4針縫う。おでこに擦過傷。左顎に傷。

 レントゲン、CT、MRIとる。……骨折なし。頸骨5番目、7番目変形による頚髄損傷により、末梢神経にしびれ、麻痺、痛み、脱力、バランスを崩す。

 症状……右腕が上がらない。手の指先と関節が痛む。水が当たっても痛い。手指が伸びない。指にも力が入らず、右腕は上がらない。左腕は動く。痛み、しびれはある程度あったが、順調にやわらいできている。ギッチョの暮らし。

 * 治療方針:ステロイドを注入し(4/21まで朝晩2回)、末梢神経の障害がとれるかどうかみる。手術が必要となるかどうかは、その後の判断。住まいの近場の病院にいずれ転院か退院して通院する。


 手当と薬の投与で日々に回復してきました。内出血で痣になったり腫れていた箇所も、日にち薬か、薄らぎ、やわらぎ、傷にもかさぶたが出来て、ずいぶんたくさんの打撲や擦過傷の手当てをし、6日目からはリハビリもはじまりました。

 これらの傷の後は、しかし、私の脳裏に刻まれた滑落に関する「記憶」と、ものの見事に一致していました。それについては、また、後に記しましょう。

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