一昨日のこと、風呂上がりに体重計に乗ったら、概ねいつも通りの重さであることが分かった。ふだんはそこでスウィッチをOFFにするのだが、この体重計は体脂肪率などを計測する表示がつづいて出て来る。それを見ていたら、体内年齢は64歳と一週前にみたのと変わらなかったが、足腰年齢が75歳と、1週間前よりも5歳、多くなっている。これはどうしたことか。カミサンに話すと笑っていたが、後で計ったカミサンも、やはり、ふだんより5歳多くなっているという。何だろう。体重計が歳をとったのかねと笑っていた。
昨日カミサンは、体重計が元に戻ったという。水を飲まなかったから、一昨日は増えたんじゃないかと、何の根拠もないことを口にする。でも良かった、やっぱり体重計の気の迷いがあったんだと思っていた。ところが私が計測すると、体重は一昨日より300g多かったが、足腰年齢は75歳のままだ。参ったねえ。どうして私には、こうも冷たいんだろう。
この1週間、何をしたろうか。足腰年齢が衰えるような暮らしだったろうか。
毎日の歩数と距離は、スマホが記録してくれている。覗いてみると、最少歩数は700歩、2.7km、最大歩数は22300歩、17km。平均すると一日、12800歩、9.5km。なんだ、以前と変わらない。
毎日意図して1万歩以上を歩いているわけではない。買い物とか、病院や図書館へ行くとか用があるときに、基本往復10km程度なら歩くことにしている。最大の17kmというのは金曜日。午前と午後に二度、10kmと7km程度の用があったからだ。この日は忙しかった。歯医者に行き、図書館へ寄り、生協へ買い物に行ってくるのが午前中。午後はストレッチで1時間半の運動をした。最少は木曜日。銀行に寄ってお金を引き出し、郵便局の口座に入金した。オプションの内装が完了し、その支払いを近日中にしなくてはならなかったからだ。本を読むのに夢中になっていたりすると歩きに出ないこともある。
今週は雨の日が1日だけ。後は曇りか晴れであったから、歩くのに汗もかかず、快適。これから冬にかけては、歩くのに良い季節なのだ。
さて体重計のこと。今のところ私の推論は、こうです。
この体側の計測表示は、各年齢の平均値を基準にしていると思われる。私の誕生日とか身長は、最初の計測時に入力した。その後一つ年をとる誕生日毎に体内年齢が一つずつ上がっていくことに気づいた。とすると各年齢の平均値ではない。現時点の「体内測定値」からの距離で表示しているようだ。何ともメンドクサイ表示法だと思った。ところが、誕生日が来ても「足腰年齢」は変わらなかった。ふ~ん、山を歩いているからだなと自分なりに得心していた。ところが、ここへきて、いきなり5歳アップである。驚かざるべからず、だ。
カミサンの方も、水を呑まなかったせいで(?)5歳アップした。翌日、水を飲んだせいで(?)元に戻った。ということは、「足腰年齢」の表示は5歳単位ではないか。人ランクアップするというのは、5歳上がるということではないか。加えてカミサンは、ちょうどそのランクアップの端境に位置しているのかもしれない。ほんの少しの「差」で5歳の違いが出ると考えると、一日のアップダウンが理解できる。
では、私の方は、なんだ? ひょっとしてと思って、このタニタの体重計を購入した年月を調べてみた。4年前の夏。私が75歳の時。そのときの「足腰年齢」は70歳。そして今年の誕生日にもまだ「70歳」だったが、それからひと月経ってみきなり「75歳」になった。つまり私も、5歳毎表示ランクの端境に位置しているのであろう。それを検証するには、ちょっと1週間足腰を鍛えてみて、元の表示年齢に戻るかを確かめてみることだ。
もし元に戻らなかったら、本当にいよいよ80歳の壁を超えたということで、ゲンジツを受け容れるしかない。でもデジタルでも、ガウス記号風に年をとるとは思わなかったなあ。
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