2019年12月3日火曜日
なんとなく一仕事終えたような気分
今日は年一回の健康診断の日。昨日の夜9時から飲み食いはせず、朝から採尿と検便、検査が終了して1時間経過するまで食事は一切禁止。でもそれだけで体重が2キロ減るのだから、年寄りのからだって、ヤワにできている。
じつは今年から、医者を変えた。これまで16年間、4キロほど離れたクリニックにかかっていたのだが、家から1キロの、歩いて行けるご近所に健診をやってくれる医者があると、カミサンが聞いてきた。腕が良くないと、胃カメラが苦しい。ま、でも、一度はかかってみなければわからないからと、新しいクリニックに行ってみた。10時からという予約なのに、10時半になっても声がかからない。去年までのクリニックは、受付で手続きをすると、健康診断は別扱いのようにさかさかと計測や採血や医師の聴診が間を置きながら始まったのに。受付の応対からすると、それほどシステムの違いがあるようには思えない。
40分ほど遅れて始まった。医師が問診して書き込んでいる書類は、昨年までは予め書き込んで提出していたものだ。なるほど、こうしてみると、聴きながら書き込む方が、医師と患者の関係としてはいいかもしれない。患者の声のトーンで、聴きとっていることの深みが読み取れるかもしれないと思う。すぐに医師が付き添ってレントゲン室へ向かう。撮影が終わると別室へ行き採決をする。すぐに看護士が付き添って胃カメラを飲む準備にかかる。そこから胃カメラを飲み、撮影が終わるまでが長かったが、カメラを操作する腕は悪くなかった。終わるころには、来年からもここにきていいように思っていた。
何もしていないのに、なんとなく一仕事終えたような気がして、ぼんやりと過ごす。お昼をとり、買い物に行く。卓上コンロと明日の山の昼食。帰宅してみると、友人から9月に送った彼の評論へのコメントの返信が来ていた。B4判28枚ほどのプリントの前半分を読み、途中で筆者のトーンが変わるような気がして、中断した。もうひとつ、明日の山のチーフリーダーのOさんが現地ツアーの下見に行ってみたが、全行程を歩く人がいなくて、途中の電車の駅に下山してしまった。明日は、後半のルートを「よろしくお願いします」とあった。「ええっ、どこへ行くんだっけ」と慌てる。tはすっかりCLに預けてついて行けばいいくらいにしか考えていなかった。「都留アルプス」と名づけてハイキングのルートをつくっているらしい。国土地理院地図25000図を打ち出して、どこをどう歩くのかチェックする。後半が地理院地図にはルートが載っていない。富士急線のつくったものだろうか、添付してきたpdfを打ち出してみると、40000図らしい。うっすらと残る等高線のかたちを見ながら、25000図の上にルートを書き込む。そのあとでスマホのgeographicaの現地地図にポイントをマークし、明日GPSを作動させれば、何とかなりそうだ。
カミサンが遠出しているので、洗濯物を取り入れ、夕飯をつくって食し、お酒を飲もうと思っていたのに、お腹がいっぱいになって、もういいやってことになった。じつは、11/30の第10回Seminarの報告も書かなければならないのだが、気力がわいてこない。困ったものだが、これは歳のせいだろうか。いつもの成り行き任せの気分が心裡に浮き上がってくる。今日は、もうおしまい。あとは小説を読んで、一日を閉じることにしよう。
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