昨夜は月例のご近所飲み会。ストレッチを終えた夕方、近くのファミ・レスに集まっておしゃべりをした。クリスマスイブかつ学校の終業式の日とあって高校生がたくさんいるんじゃないかと思っていたが、案外閑散としている。やっぱりコロナのせいで、自重気味になっているのだろうか。
しかし年寄りたちは、意気軒昂であった。碁会所に通う一人、
「7階建てビルの4階にあるんだけど、大阪のクリニックの火災以来、行くのが怖くなった」
と、入口が一つしかないことを話す。
「碁敵にも、何回かに一回は勝たせなくちゃあね」
と聞く方は、茶化す。
途中で、北海道のスキーから羽田に降りた足で直行してきた方も加わった。65歳からスキーを始め、まもなく83歳だが、雪を求めて新潟へ北海道へと走り回っている。肋骨を折ったりもしたが、まだ懲りないと。
スマホにワクチン接種済みの証明を受けとる方法が話題になる。できない機種がある。いやそれは、ちょっとした機能を追加すればいいだけだからと事情通がコメントする。古いスマホの電磁波がペースメーカーの近くにあると誤作動すると話が飛ぶ。そこから狭心症の話になる。
「話すときはマスクをしてください」
と、店員がやって来て言う。
「はいはい、御免なさい」
と応じて、声を低くするが、いつしかまた、大きな声になる。
こういうのを「おだをあげる」といっていたが、「おだ」ってのはなんだろうと疑問符が湧いてくる。今調べてみたら、「おだ」の解説はない。「おだをあげる」はどうでもいいことを話題にして気炎を上げるとあるだけ。日本国語大辞典に拠れば、各地の「方言」ともあり、その中に埼玉県の採取記録が数百とあった。へえ、面白い。
クリスマスイブに年寄りがワインを飲みながらおだをあげている。3時間も過ごし、すっかり出来上がってご帰還。ちょっと飲み過ぎたかな。
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