窮してきたときに書く文書には、末尾に「ふふふ」と入れて、緊張を和らげ、やりとりを互いに「研究する」ようにした方がいいと昔、小平の道路建設反対運動をしていた人たちが言っていたというのを思い出した。こちらは緊張というよりも、窮してほぼ諦めたかのように公助のことを考えているから、せめて投げ出してしまわないように、ハ行の三連句を入れて自分に言い聞かせている。ははは。
行政機関が本当にアテにならなくなった。コロナウィルスの感染拡大がとどまるところを知らず、勢いを増している。すっかり「BA.5」に変わって、ワクチンも効くとは限らないと報じられると、自助をモットーとしてきたわが身も、打つ手がない。と、ほほほ。
それでも、重症化しにくいとか、ウィルスの変容も限度があって、そろそろ最終段階ではないかというTVの専門家コメントに、そうか、いよいよ終わりになるかと期待を繋いでいた。それなのに、どうもウィルスは「BA2.75」に変わりつつある、これはさらに強烈と新情報が入って、えっ、まだ延長戦なんじゃんと希望は萎んでしまう。へへへ。
なにしろこちらは、高齢者。存在自体が基礎雄疾患のようなものだから、ワクチン4回打ってても、軽症で済むワケじゃない。
行政も対応に窮しているというか、諦めてしまったようで、注意警戒の呼びかけだけになってしまった。そこへもってきて、このコロナウィルスの扱い分類レベルをインフルエンザ並みにしようとか、特別枠を設けて行動制約レベルを経済社会レベルに合わせようと専門家までが言い始めた。自宅療養が何万人にもなっている。保健所の仕事も一杯一杯で、レベルを下げない限りお役目が務まらない。加えて医療体制が整わないという事情があるというが、もうコトが起こってから3年半にもなるというのに、今ごろ何を言ってんだよと、公助ののろさに憤懣をぶちまけたくなる。
情報を公開しないお役所の権威主義と思ってきたが、どうもそうではなく、お役所自身が情報収集が出来ていないのじゃないか。自助だ共助だ公助だと口先だけで喋っているのは政治家。その駆動力たるお役所は公助エンジンのスターターを動かすのに精一杯で、駆動力にまで伝わっていない。政治家がリップサービスにかまけている間に、行政機関の駆動力はすっかり劣化してしまって、私ら年寄りと一緒に、手入れが行き届かない昔の儘の使いっぱなしだったから、錆び付いたり、腐り果てたり、ボロボロになっているのかな。ひひひ。
自助で頑張ってと,一代前の宰相が声をかけていたが、そういう行政機関の高齢化を知っていたから、公助に期待を持たないでねと宰相自ら警告してくれていたのか。気が付かなかったなあ。ふふふ。
2020年から2022年までの(6月末の感染状況をみると)1年間で感染桁数が一桁ずつ増えていった。ところが今年は、6月末から7月末の一月足らずでまた一桁増えている。TVメディアは「重症化しない」とウィルスに成り代わるように申し開きをしているが、高齢者や基礎疾患を持った人は別と「警戒」を呼びかける。
年寄りはじっとしているに限ると思ってはいるが、来月半ば過ぎに,新橋でseminarを予定している。集まるのは皆、数えで傘寿の年寄りばかり。どう呼びかけたらいいだろうと、思案投げ首。
ふふふっていうより、ほんとうにとほほ、だね。
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