2020年5月14日木曜日
まだ、わからない外出の仕方
緊急事態宣言が解除されるところが出てきた。首都圏は、相変わらず、「外出自粛要請」がつづく。最初の発表のときから、よくわからないことがある。不要不急の外出は自粛してください。でも適度な運動は構わないですよ。その端境は、何処にあるんだ?
感染しないように、させないようにと配慮すれば、運動はして構わないと私は判断してきた。幸いにも見沼田んぼや荒川河川敷の広い田圃や畑、野原がある。見沼田んぼは、幅1・5キロ、全長56キロの、芝川、その他の河川や用水路に沿った田畑と野原である。そこを中心に散策路をとると、2~5時間ほどのコースはいかようにも取れる。しかもその周辺部は、樹木の養生をしたり、農業を営む住戸が多く、広く田圃が広がっている地域でもある。森も湿原も公園もある。荒川河川敷にはサッカーやラグビー、野球場などの運動公園もある。50キロのサイクリングロードもつくられているから、走行している自転車もあれば、ジョギングに興ずる人たちもいる。車に無線装置を積み込んできて、耕運機が動いている田圃の脇で、アマチュア無線に興じて会話を交わしている人も見かけた。
こうした地域を歩くのは悪くないと私は思う。また、住宅地を通ってスーパーなどへ買い物に行くのも、店舗の中は注意しなければならないが、往還の道筋で、人と蜜に接することはまずないから、感染の心配はしない。マスクも外して歩く。だがときどきすれ違う人たちは、マスクをしていたりして、こちらもしていないと悪いかなと思ったりする。
家に籠っているばかりだと、まず間違いなく体は劣化する。それに山にも行けないから、毎日出歩くようにして、筋力や脚力を落とさないように気遣う。それがひと月以上も続くと、習慣になる。山に行けなくなっても、この日々数時間の散策があれば、身を保つことに関しては、まあ、まずまずと思ったりもする。
つまり、緊急事態が解除されても、このペースの暮らしを続けていけば、それなりの後期高齢者の生活スタイルを確立できる。そんなふうに思っているのだ。
ということは、コロナウィルス感染の心配は、「三蜜」とマスクとを心配するだけになる。いずれ公共交通機関をつかうことになれば、少しひりひりするような乗り方をするのかもしれないが、それはまだ、先のことになりそうだ。
こんなことでいいのだろうか。それとも、なにか「自粛」が足りないのだろうか。コロナウィルスがどこに蔓延っているかわからないから、ときどきそんなことを想いうかべて、わが身を振り返っている。
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