2020年5月24日日曜日

待ちきれない


 TVで「緊急事態宣言解除」の予測報道が出始めると、これまで我慢してきた人たちも蓋が取れそうになって、ソワソワする。今日も、来月中旬の山の例会山行は集合地点の駅から登山口までの移動手段は何かと問い合わせが来た。ここひと月半以上も「休止」していたから、私は、すっかり忘れている。
 あらためて予定表をみてみると、2月中旬に策定した「2020年4月~12月山行計画」がある。さらに4月初旬に出した「コロナウィルス対応の山行プラン4月~6月」というのもある。そして、その後者も「休止」としたわけだった。意気も挫かれ、ほぼ山の会の山行は終わったと私は感じていたのだったから、「問い合わせ」に驚いた次第。
 さっそく、「解除」後の登り方を考えなくてはならない。

 まず第一に、公共交通機関を使うかどうかだ。私はやはり、まだ使う気にならない。車で行けるところは極力車で行って、現地に車を置いて上るようにしたい。でも、講中の人たちみんながそうするわけにはいかないから、電車で来る人は何処の駅に何時に集合とするかを決め、参加者がいたときは、その駅で車に拾うようにする。もう一台の車参加者に連絡を取って打合せをすることになった。むろんメールで。
 明日にも政府が発表するというから、それに従う手順なのだが、じつは、政府の発表の根拠がはっきりとつかめない。政府は経済活動を早くしたいという「動機」が、コロナウィルスに向き合っていないように感じられるから、実情を勘案して自己防衛するのは、自己責任でやらなければならない。政府の「アフターコロナ生活法」には、公共交通機関のことは触れていない。マスクをせよ、3蜜を避けよ、テレワークをしなさいなどなど、どれも電車やバスに乗ることを、あたかもないかのように扱っているから、「解除」になって仕事が通常通りにはじまると、どうしても「不要不急」の山歩きなどは、遠慮する方が賢明ということになる。
 それをどのように「待ちきれない人たち」に伝えるか。現地最寄り駅に来れば拾いますっていうので、いいのだろうか。感染率や10万人当たりの感染者数というのは、データとして、どの程度信用できるのだろうか。首都圏と一括されるが、東京と埼玉も違うし、神奈川とはもっと大きな違いがある。それでも一括「解除」なのか。
「待ち切れない人たち」とそのような「情報」とその判断の共有までしなくちゃならないなんて、思いもしなかった。参ったねえ。ま、ま、急がず、明日の発表を見てから考えましょう。

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