2020年5月22日金曜日
やってみるものだ
36会Seminarの7年のまとめの校正が終了し、印刷にまわった。当初、23日に行われる予定の岡山での「同窓会」参加の皆さんにお渡しできるように、会場へ一括送付する予定であったが、同窓会が延期になった。といって、半年先まで置いておくわけにもいかず、「同窓会」の現地幹事に名を連ねていた40人ほどの人たちと、Seminarの常連参加者たち20名弱と、若干の私の知り合いに送り届けることにした。
ネットで調べると、180円ほどで送ることができるとある。ほほうこんなに安いのかと思っていたら、AmazonとかYahooとか、メルカリといった通信販売をしている人たちが利用できるゆうメールだという。なんだ、そういう人たちだけが優遇される制度って、どういうことなんだ? と思うが、郵便局員は、だってそうなってるんですから……と、訊かれてもわからないと言い訳をするばかり。
要するに普通の人は、310円とか360円とか支払ってゆうメールとかゆうパケットというのを利用するしかないそうだ。
本を送るのにちょうどいい段ボールケースがあると、メール便の紹介欄に段ボールケースのいろいろが商品陳列している。何百枚、何千枚とまとめ買いすると、うんと安くなるのもある。だがそれほどは、要らない。100枚程度のケースを注文した。翌日には届いた。平らな段ボールに「型」を押し当てて切り落とし、要所の折り目を付けてあるだけ。展開図を描くって、昔中学の時にやったことがある。高校のときには、立体の展開図を平面に書き落とすことを、幾何の時間にもやっていた.あれだ。その折り目に沿って四隅を一つひとつ押さえて折り畳んでいくと、なるほど送付用の立体ケースが出来上がる。座ってやると、腰が痛くなる。続けてやれるのもせいぜい、20枚ほど。何回かに分けて、休み休み進めたが、やるにつれてだんだん要領がよくなる。折る順序、くるくると材料を回す順番も、最短の方法がある。それを見つけたときは、熟達者になった気持ちだ。
住所を手書きにするのも面倒だなと思って、タックシールに宛先ごとに印刷するのがあると思い出して、古い友人にそのやり方を問い合わせる。さっそく返信が来て、教えてもらえる。
近所のDIYのようなお店へ行ってタックシールの一番簡素な奴を買う。すると、その商品の袋に、そのシールを印刷するのに使うアプリが無料でダウンロードできますと、案内している。ダウンロードする。遣い方にしたがって操作すると、おおよその手順はわかるが、「差し込み印刷」の仕方が、何処のタイミングでどう対応すればいいかまでは、書いていない。つまり、その辺のことは、フツーの利用者は(暗黙の了解でもあるまいが)普通に判断がつくものらしいと、思われる。一つひとつ手を取り足をとるような、メンドクサイ手順は説明してられないよって、思っているのかもしれない。
あれやこれややってみて、何とかダウンロードをしたアプリをつかい、シールに印刷した。うまくいった。最初の何枚かは、印刷してみて、あて先の名前に「様」がついていないことに気づいた。郵便局にもらった宛名書きシールには「様」が印刷してあるからいいようなものだが、ペタリとこちら仕様のシールを張って、「様」だけ郵便局シールに任せるというのも、何だか失礼だなと思い、もう一度住所録に「様」をつけて印刷し直した。
差出人は、欄が小さいのに当てはまるように、シールに印刷する。これらも、フォントや大きさのポイントをどこをどういじれば変更できるのか、やはりわからなかった。アプリ本舗のモデル通りに何とかやり終えた。
これらをやってみて、そうか、こうした手作業をやることによって手順を憶え、その感触を通して、「アルゴリズム」とやらも身に付くのだなと、わかるような気がした。
「本の贈呈由来の鏡書き」も仕上げて、あとは仕上がってくる本を封入するばかりになった。全部用意ができたというわけ。出版社からの荷物が届くのが待ち遠しい。
なにしろ、「自粛期間中に届くと、読んでもらえるかも」というカミサンの一声で、さかさかと準備したのだから。31日までは「解除」しないでね。
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