2021年6月25日金曜日

騙す―おちょくられる

 「緊急事態宣言」を出したわがパソコン。でも、まだこうやってみなさんへメッセージを送り続けている。モニター画面が表示されないと言った最初の症状は、解決したのか?

 そうではない。

 じつは、何度か試みていた間に、一度、画面が表示されたことがあった。やったあ、と喜びはしたが、それを閉じるとまた、表示されないってことになった。となると、今度表示が出たら二度と閉じなければいいのかもしれない、と先を読んだ。

 PCを騙すしかない。つまり、PCを閉じるときに「終了」にしないで、「スリープ」にすると、次に起ち上げたときに、画面は表示されるんではないかと、診たてた。そう、やってみた。次に開けると、「スリープ」から起ちあがり、画面は表示される。

 ということは、起ち上げたときの画面が表示されないのは、このコートパソコンの本体部分とモニターの接続のモンダイではないのだ。むしろ、モニターに「表示」命令するソフトの部分に、何がしかのモンダイが生じているのであろうと読んだ。

 そこで、PCを閉じるとき「シャットダウン」にしないで「スリープ」にする。そこからの起動にすると、「表示指示」はすでにセットされているから、うまく表示されると考えたわけ。うまく行った。一昨日からになるが、ずうっと「スリープ」で閉じる。オープンすると、それまでよりは少し時間はかかるが、画面が表示される。PCを騙しているのか、PCにおちょくられているのか、やはりわからない。ただ、11年も使っているから、老体に鞭打って良く働いているねと、ときにはねぎらいの言葉をかけてやらねばならないと思った。

 良かった。

 ただ、これがいつまでもつかは、わからない。いましばらく頑張っている間に、次の後継機の準備とそちらに移しても支障がないような、ソフトやセッティングをしなさいと、少しばかりの猶予期間を頂戴したと受け取っている。

 雨が続くというから、電気屋を経めぐって後継機を物色しなくてはならない。それがめんどくさくなると、もう、PCとはおさらばすることになる。いずれにせよ、私の寿命を勘案すると、最後のお供となるにちがいない。それ程の性能はなくても良いから、さほど手入れを必要としない丈夫なのがいい。

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