2021年9月20日月曜日

熟睡の条件

 右肩の強張りも緩やかになり、歩行も2時間くらいは続けられるようになった。それでも、夜中に7時間半ほどを続けて熟睡するというのは、なかなか、ない。昨夜は,久々にそれが叶い、今朝6時半頃に起きた。昨日、何をしたっけと「熟睡の条件」を探っている。

(1)作朝は3時半に,目覚ましで起きた。カミサンが5時過ぎに出かける。別に付き合う必要はないのだが、朝のコーヒーと朝食は一緒に摂ることを「原則」にしているから、私も起きて、見送るまでの時を過ごす。

(2)カミサンは出かけ、私はブログに記事をアップする。

(3)朝8時過ぎ、電話がかかってきた。東京に住む子どもの頃からの友人の奥さん。友人は肺を病んで入院している。目下奥さんが姪御さんの手伝いを得ながら、お店を開けている。もう数えで八十にもなるから、ご亭主の病気を機にお店を閉めようかという話。私はもう19年も前に引退しているから、当然のように同調する。これを機に、幼なじみの近くに移住しようかと考えたという。彼らは息子に住居を譲り、自分たちは高層マンションに住んでいる。子どもの近くに住むのがいいよと応じるが、家賃が高いしねえとため息をつく。そうか、収入がなくなるというのは、個人事業主としては、一挙に懐の心配につながるわけだ。

 それもあって9時過ぎに、ご近所の「賃貸住宅」の様子を探りに出かける。我が家より駅に近いところに,結構、ある。分譲かもしれない。URの賃貸とか住宅供給公社の団地もある。エイブルとか大和リビングと連絡先を記した5階建て住宅もある。それらをメモして家へ引き返す。その途中、床屋が開いているので、予約をする。

(4)なんとかエイブルという不動産会社に電話を入れる。入居希望者の年齢をいうと、「65歳までの方の申し込みとなっております」と慇懃無礼に断られた。URの連絡先に電話をすると、一階に空きが二つある、広さは、家賃は,申し込み方法はと丁寧に教えてくれる。年齢を話しても「自立生活ができますか」とだけ確認して、OKという。いいじゃないかとおもって、友人の奥さんに細かいことを伝える。と、彼らが今住んでいる湾岸の高層住宅もURの賃貸らしい。「何じゃな、こちらとそれほど変わらんな」と安くないという。ほかの5階建て団地の家賃と較べてみると、(広さは違うが)3万円~4万円の開きがある。「仲介手数料なし、礼金なし、更新料なし、保証人なし」という売り出し文句が、この家賃の差になるのだろうか。

(4)散髪に行く。ほぼ1時間、髪を切り髭をあたる。肩こりをほぐすように片手を当て、もう一つの手のひらでポンポンと軽くたたくのが心地よい。もうこの散髪屋と付き合って30年以上になる。

(5)お昼を済ませ、図書館へ本を返却に行く。少し雑誌を読見、何冊か借りてから、生協まで足を伸ばし、明日以降のお昼を買ってくる。日差しはあるが、気温がさほどでもなく歩くのが心地よい。本と買った物とが重く感じられる。重さは5㌔くらいだが、それが重く感じられるのは,まだ体調が戻ってないため。体の前にリュックを持つようにしたりして、のろのろと歩いて帰る。帰宅後に見てみると、1万3000歩ほどを歩いている。

(6)あとのことは、ほかの日々と変わらない。そうそうひとつ、夜9時に寝ないで、11時前までTVを観て過ごした。

 熟睡の条件として一番効き目があったのは、(5)。よく歩いてはいるが、普段だって、8000歩から1万歩は歩いている。昼寝を30分くらいうとうととしたが、朝3時半から夜11時前まで起きていたこと。ということは、リハビリが効いて、体調が戻ってきているということか。水分摂取も、ほとんど意識することなく、適当にやっているのが、効果的だったのかもしれない。

 こうやって、熟睡と昨日の行動と私の体調とを照らし合わせて,ほぼ毎日推し量っている。事故以来、恢復の目安として医師が話をした半年まで、あと20日あまり。ぼちぼち、事故前の日々の身の習いが蘇ってきているのかもしれない。

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