2022年1月20日木曜日

22日のseminarを中止します。

  明後日、22日(土)に予定していた36会seminarの開催について、参加予定の方々に次のようなメールを送った。

皆々さま 困りましたね。オミクロン株の感染について、今日明日にでも首都圏に「蔓延防止措置」が出されそうです。報道では、若い人たちに幌勝手いた感染が、高齢者へ移りつつあるともいっていて、何だかいやな感じがしています。

「会えるときに会っておかないと」という言葉に刺激され、コロナとも共生して行くしかないかと思って、seminarを継続設営していますが、さてどうしようかと迷っています。H.M.さんは、1/26(水)に胃癌の手術だそうですが、今回も顔を見る、見せると思って、参加の返事をくれているわけです。「蔓延防止措置」とはいっても、外出自粛とか都県境を越えないようにという要請が出なければ、実施しようかと思ってきました。皆さんのご意見をお聞かせください。

 会場の「ももてなし家」は、このご時世だから、キャンセルになっても構いませんと鷹揚に構えてくれています。20日(木)には開催是非を連絡すると伝えていますので、できれば明日くらいまでにご意見をお聞かせください。


 回答がありました。それを見て、seminar中止を決め、皆さんに、次のように連絡しました。


 seminar参加予定の皆々さま  コロナウィルスの感染拡大の勢いは、すさまじいですね。これが、単なる(年間死者数1万人の)インフルエンザだとしても、こういう鰻上りの数値が毎日報道されると、心静かにseminarを迎えるってわけにはいきませんね。まして未だ、正体がよくわからないウィルスです。今年傘寿を迎える高齢という基礎疾患を持っている私たちとしては、慎みたいところです。危うきに近寄らずという君子ではありませんが、残念ながら今回は中止として、3月に落ち着くのを期待したいと思います。

 なお、皆さんにお伺いした「ご意見」への回答、ありがとうございました。

 要点を掲載します(到着順、行換えは省略)。

★ フミノさん 2022/1/18

  本当にお世話になります。 できることなら是非是非お願い申し上げます。

★ keiさん  2022/1/18

  (前略)私は今回のセミナーは中止した方がよいと思います。わが小さな診療所においても、この1週間の発熱の患者さんは増え、少数ですが、コロナ陽性の患者さんも出ています。攻めてきた!!と実感しています。この時期の発熱の患者さんには、人手と時間を取られ、医療崩壊の入り口を見ている感じもしています。 22日は、多忙が予想されますので、セミナーは不参加とさせて頂きます。マスクと手洗い、換気で予防するほかありません。(後略) 取り急ぎ

★ norikoohyaさん 2022/1/18

  このご時世の中、三六会の取りまとめ、大変お世話になっています。この所の爆発的な感染数を見ると、年寄は無理をしないで、おとなしくしているのが何よりと思います。会える時に会うのも、この先の楽しみにして…。正直、私は少し迷ってました。〈次の機会にて実行〉派です。

★ ミドリさん 2022/1/18

   まさに進退窮まれり状態ですね。 オミクロン株はデルタ株に比べると症状は幾分軽いようですが、感染力が強い。全く敵も手を変え形を変え襲って来るものですね。感染力が強いという点では 中止したほうが賢明かと考えます。市中にはほぼオミクロンが行き渡っていると考えたほうが良いと思います。マンちゃんの手術前の激励会も兼てと思いましたが、彼に感染することが一番怖いです。積極的中止論者ではありませんが “ 君子危うきに近寄らず”と理解しマンちゃんの全快祝いまで延期してはどうでしょうか。見えざる敵に一喜一憂し(喜)は無いか。世界中の人々の生活を一変させたコロナウイルス “出て来い! 一刀両断に打ちのめしてやるわ“ とほざいてみたところで 見えざる敵に届くわけもなく。空しく、天をあおいで、どうか感染しませんようにと小さくつぶやくだけです。貴君の問いの答えになっていませんよね。よろしくお願いいたします。

★ トシヒコさん 2022/1/19

 オミクロン株がとうとう7000人を突破、この調子だと1万人を超えるかも。幹事さんとしては、難しいですよね。私は、いつものように取材に歩いています。一昨年は、取材を申し込んでもノーでしたが、20日も2件、25日、26日も取材に出かけることにしています。大手企業は、会社に出ていない人が多くて取材が難しく、オンライ取材になることが多いですが、皆さんウイズコロナに慣れたようで、取材拒否が少なくなりました。こんな具合ですから、「やるよ」と言われたら出席します。コロナ禍で外出機会が減少して、運動量が少なくなり転倒したとか転倒不安が増大しているといった高齢者の話も聞きます。嫌な年代になりました。

★ ツチダさん 2022/1/19

 おはようございます。36会、余りにも感染力が強くなりましたので、出席、残念ですが中止します。

★ タツコさん 2022/1/20

 昨日発表された「まんえん防止等重点措置」の政府や都の見解を考えると22日のセミナーは止めたほうがいいように思います。「人流よりも、大勢集まることを控えてください」と尾見会長がおっしゃっていましたし。解除されたのち、日を改めて開催するのは如何でしょう?

 ご回答を見て気づいたこと。

 私も含めて男たちは、〈ま、この状況は致し方ないか〉といわんばかりに「(状況の中に身を投じて)適応」しようとしています。それに対して女たちは、まず身構えて(状況を外に置くように)様子を見て、適応の道筋を思案しているようです。こういう見立ては、「ジェンダー・ギャップ」だとミドリさんは言うでしょうか。

 善し悪しは脇に置いて、世の中と対する時に身を置く関係場面が違うことが、長年積み重なってこういう状況への向き合い方の違いが身についたのではないかと思います。逆に言うと、男たちは、前のめりに適応しようと振る舞うことで状況が切り拓かれることを期待しているようです。対する女たちは、まず身を護る拠点を現在地に確保してから、状況への適応を「思案する」用心深さを身に刻んでいるようです。

 たぶんそれらが相乗して、人類史は(おおむね男社会ではあったが)ここまで生き延びてきたと思います。今回も(大自然によって)それが試されているのかも知れません。

 とまあ、大上段に振りかぶることでもありません。第六波がどれほどのものか見極めましょう。またオミクロン株というのが、インフルエンザ同様に(といっても、年間一万人の死者というのは、やはり衝撃的ですが)向き合えるのかどうか、様子を見計らって振る舞いましょう。

 ご心配おかけしました。ありがとうございました。今回は、実施を見送ります。

 お体に気をつけてお過ごしください。 事務局・fjt

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