昨日(3/30)のこと。ご近所の年寄りがお花見をした。2週前に満開のカワヅザクを愛でてお花見をした面々。今度はタケノコ公園近くのソメイヨシノが満開になった。前日の曇り空と違って、日差しがある。風もなく温かい。見沼代用水西縁の土手沿いの桜がむせるように花を開き、その下ですでに何組かの花見客がシートを敷いている。その並びに私たちもブルーシートを敷いて持ち寄ったワインを開け、お昼をとる。
おしゃべりに興じて4時間近く過ごし、ぶらぶらと歩いて帰る途次、同じ方向に向かっていた友人が「コーヒーを飲んでいきませんか」といい、まだ3時半、お店に入ってまたおしゃべりを続けた。こうしてうちに帰ったのが5時半。
玄関を開けると電話で何か話していたカミサンが「どこへいってたん? 電話に出て、今帰ったってはなしをして」と催促する。電話の相手は警察官。何と私が帰ってこないものだから、なんと、タケノコ公園の近くで何か事故はなかったかと問い合わせをし、捜索願を出していたという。
いや、コーヒー飲んでたんだよと応えるが、「何度も電話したのに、なんで出ないの」と怒っている。スマホを覗いてみると、なるほどメールも来ているし、電話も何度か鳴っている。マナーモードにしていたから、分からなかったんだね。
夕食を終えた頃、警察官がやってきた。「いや、確認に来ただけです」というが、何がどうしてこんなことになったのか、この夫婦を見て(確認して)おこうとしたのであろう。お騒がせしました。平身低頭、平謝りに謝った。
ハハハ、参ったねえ。
でも、カミサンの過剰反応と決めつけられないわけもある。去年の4月に山で事故に遭って、4月いっぱい入院する羽目になった。お酒に弱くなった。たいして飲まないのに酷く酔っ払う。二日酔いになることはないが、玄関にたどり着くのがやっとということも、2週間前にあった。またときどき「迷い人のお知らせです。緑区の**付近で・・・」と「防災さいたま」が放送をしている。そうか私も、今年八十になる。そろそろそういう心配をされても致し方ない、か。
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